もぐもぐMisa その2!

おいしいもの いーっぱいご紹介

ヘルシンキ旅行記2009 最終章 2009/08/25

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 7:46 午後
 
ヘルシンキから帰って来て、もう3ヶ月経ってしまいました。。。
はやっ!びっくり
 
この間、旅行記をつらつらと綴ってまいりました。
 
 
 
 
 
今日の記事を合わせて、24記事。 
たった中3日の旅でしたけど。。。濃かったなあー。 
 
 
FinnAirに乗ると、ムーミンキャラクターのお人形がもらえます。
ただしキャラを選ぶことは出来ないんです。
去年はフローレンでした。。。今年同じだったらイヤだー…と思い、
出来れば、で、いいんですけどー、フローレンじゃないのがいいんです…
と一応お願いしてみました。
そしたら、今年はムーミン
 
ふたりをトランクに忍ばせて、ヘルシンキ入り。一緒に街を歩きました。
 
      エスプラナーディの公園で
 
 
 
                    大聖堂前の広場で 
 
 
楽しいデートだったかな音楽 
 
 
 
自分へのお土産、どうしても欲しくて、絶対に買おうと思っていたもの。
aarikka(アーリッカ)のトントゥ
 
 
「aarikka」はカイヤ・アーリッカとその夫エルッキ・ルオコネンによって1954年に創設されました。 
カイヤ・アーリッカが工業専門学校の卒業制作で自作の生地で洋服をデザインした時、 
ぴったりのボタンが見つからず、自分で木製のボタンを作ったのが始まりです。 
彼女の作るボタンは評判になり、ボタンからネックレス、イヤリング、ブローチなどのアクセサリーを 
手掛けるようになりました。 

素材にはフィンランドの厳しい自然に育った白樺、松などを用い、モダンなデザインと鮮やかな色彩で 

多くの人々に支持されています。 
 
 
トントゥはサンタクロースの助手の妖精たち。
去年のフィンランド・カフェで、私もトントゥのお人形の顔描きしました。(記事はこちら)
aarikkaのトントゥも一つ一つ手作りです。
本当にいろんな種類があって、大きさもいくつかあるので、迷った挙句、3つ買い!
 
   
 
大きい方から「スオミ・トントゥ」「スノー・トントゥ」「ミニミニ・トントゥ」
 
    
スオミ(Suomi)は、フィンランド語で、そのまんまフィンランドのこと。木製の国旗が添えられています。
 
 
    
      スノウ・トントゥは、木製の雪の結晶を持っています。
 
 
    
ミニミニ・トントウをひっくり返すと、こんな風にロゴが入っています。
 
 
 
もう、超~お気に入りLOVELOVELOVE
値段…?日本で買うよりもだいぶお得でした~。えへへー。
自分への素敵なお土産になりましたウインク
 
 
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ヘルシンキへ発つ当日。 
5月24日。 
 
その日は私の大切なお友だちの誕生日でした。 
 
以前の職場の先輩である彼女はとても元気いっぱいで、人を笑わせることが得意で、
仕事もバリバリできて、食べることもお酒を飲むことも大好きだったけれど、
2年前から闘病生活を送っていました。 
 
そんな彼女に私はこのブログのことを言えなくて…。 
だって食べることばかりの内容で…。 
病気の彼女に何となく・・・何となく言えませんでした。 
 
でも、よく連絡はしていました。 
 
年末にラスベガスに行ったときも、そう伝えると、 
「あー、前にも行ったよね?お土産もらったの覚えてるよー」って。 
そして、「Misaの大袈裟なボディランゲージが目に浮かぶようだよ」と、
彼女は冗談めかして言っていました。 
 
 
ただこのヘルシンキの旅行のことは何となく言いそびれてしまいました。 
出発が彼女の誕生日当日だったこと。
彼女が元気になったら、一緒に旅行に行こう!と約束していたこと。
 
いろんなことを考えていたら、
ずっと病院のベッドにいる彼女に、私はちょっと後ろめたい気持ちに
なってしまっていたのだと思います。 
 

 
だから空港から、彼女へお誕生日おめでとうのメールを送りました。
帰国してから彼女からの
「お誕生日のステキなメールありがとう!これから梅雨だねー。
最近暑いけれど、その短い初夏の雰囲気を楽しんでね!」
というメールを受け取って… 
 
 
そのあと、メールのやり取りはいつものように続き、 
ヘルシンキの旅行記のこと、言ってみようかな…
病院で退屈だろうから…気分転換になるかな…と考えていた矢先・・・
 
 
7月半ばに彼女は亡くなりました。 
  
最後のメールのやり取りをした2日後でした。 
  
連絡が来たときに…何かの間違いだと思って…
だって、おとといメール来たのに? 
嘘みたい…信じられないって… 
  
 
お葬式なんて行きたくない。
仕事の帰りに喪服に着替えながら、そんな気持ちでいっぱいでした。 
 
 
遺影の彼女は、マフラーぐるぐる巻きで…
こんなに暑いのに、そんな暖かそうなかっこうで、
おかしいよ!暑いのに!ここは暑いよ、夏なんだよって、
式の間ずっとそればかり考えていました。 
 
  
彼女にこのヘルシンキへの旅のことをお話出来なかったことが
心残りになってしまいながら、それでも私は旅行記をどんどん綴って、
そして今日がやっと最終章です。 
  
サツキさん、私はヘルシンキに行きました。 
2回目のヘルシンキ。サツキさんの誕生日に。 
楽しかった。
美味しいものもたくさん食べて、面白いことや珍しいことがいっぱいあって、
そういうことをサツキさんとゲラゲラ笑いながら、お話ししたかったなあ。
 
 
こうやってこのブログで、ヘルシンキについてたくさん文字を綴ってきたけれど、
もしかしたら空から読んでくれているかも? 
 
何で黙ってたのよーなんて、彼女の笑い声が聞こえてきそう。 
 
 
また私は機会を作って旅したいと思います。 
楽しい思い出を作りに? 
いろんなことを知るために? 
自分を大きくするために? 
 
だって私はここに生きているから。  
生きている限り旅を続けたいです。 
単なる距離の移動だけではない旅を。 
心だけでも、時には遠い場所まで飛んでいけるような。 
  
そういう気持ちをいつまでも大切にしたいと思います。  
 
 
 
 
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空を仰ぐと、あまりにも蒼くてまぶしくて
吸い込まれそうになって
思わず目をそらす
 
足元に目をやると
ヘルシンキの石だたみにうつる私の影は
凹凸が出来て、がたがたと揺れて見える
 
だから せめて
こころの中は揺れないように
しっかりとこの石だたみを踏みしめる
 
わたしは負けない。
小さく声に出した
 
石だたみが作るその輪郭を
愛しいと思える 自身の影を
 
でも、ときには揺らしてみよう
 
 
頑張るだけではなくて
 肩の力を抜いて
 
旅に出たときは
 
風が吹くままに
心が震えるままに
 
 
 
 
 
 
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ちょっと最後はしんみりしてしまいましたが、どうしても書きたかったことでした。
今まで旅行記読んでくださってありがとうございました。
また次回から、美味しいもの中心のブログ続けたいと思います。
よろしくお願いします(^-^)
 
Misa 
 
 
 
 

そろそろおまとめ… 今日はフィンランドについて 2009/08/21

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 8:09 午後
 
フィンランドって、距離だけではなくて、いろんな意味でちょっと日本とは遠い存在なので、
実際に行くまでどんな国だか、私は全然知りませんでした。
 
堀内都喜子氏著の「フィンランド 豊かさのメソッド」→  や
 
その他Wikiや、フィンランドの観光局HP、
それから私の意見を交えて、今さらですが、今日はフィンランドについておまとめです。
 
 
フィンランド
フィンランド共和国は、北ヨーロッパにある国家で北欧諸国のひとつ。首都はヘルシンキ。
西にスウェーデン、北にノルウェー、東にロシアと隣接する。
 
 
      Yahoo!地図より
            ヘルシンキはフィンランドの一番南なんです。
 
 
 
この国のことを、ばばばーっと箇条書きでまとめてみました!
これを読めば、フィンランド博士・・・の助手くらいになれるかも!?
 
 
 
 
・フィンランドの面積は、日本から九州をとったくらい。 
・そこに約500万人の人々が暮らしている。  
・そして、それは北海道の総人口よりも少ない。 
・人口密度は一平方kmあたり、日本の340人に対して、フィンランドは17人
  
・国土の約70%は森林で、10%は湖。
 
・すべての国民は公私有地を問わず森の中に入って自然に親しむ権利があり、
 同時に自然を守る義務がある。
 2002年度世界経済フォーラムの環境維持可能指数で142ケ国中トップにランク。
 2003年度国連世界水開発レポートでは世界一水がきれいと評価。
 
・なので、ベリー摘みやきのこ狩りはどこでも自由に出来ます。すごい!
 
 
・フィンランド語は日本語に発音がとても似ている
  ココ(全体) シカ(ブタ) スシ(オオカミ)  プー(木) トリ(広場)  
  クルク・ルパ(通行許可) ミカ アキ ヘンナ サカリ アホ(人の名前)
 
 
・平均的勤務時間は、AM8:00からPM4:00まで。 残業はゼロ。
 
 
学力世界一 教育の国。
 落ちこぼれを出さず、学力差も出さず。
 
 
・授業料は、幼稚園から、小・中・高校・大学・専門学校全て無料
 
・給食費無料。でも質は日本より劣る。
 
・教科書は基本的には貸与式。
 「先生~、そのページがありません!」みたいなことが時々あるみたい。
 
 
一人当たりコーヒー消費量世界一コーヒー
 
一人当たりキャンドル消費量世界一誕生日
 
・狩猟の文化があるため、米国などに次いで家庭へのピストルなどの銃の普及率が世界第三位。
 ただし護身用の銃の保持は違法。
 
・世界で最も政治家による汚職の少ない国のひとつとも評価されている。
 2008年の民間活動団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」による政治の
 「清潔度」調査では、前年の1位(世界で最も汚職が少ない)から5位に転落。
 
・ちなみに日本は18位。最低は180位のソマリア。
 腐敗認識指数のデータ(2008年度版)はこちら
 
 
 
・お酒を愛するひとが多く、夜の街には酔っ払いがわんさか。
 
 
・税金で支えられた手厚い社会・・・・消費税 食品は17% その他は22%
 
「税金が高いのはいやだけれど、その恩恵を受けて生活しているのでしょうがない」
 という国民の意識。
 
・医療費が安い 公共の病院は無料。ただし毎年約4000円の医療保険料を支払う。
 
・子供が生まれると「赤ちゃんセット」が国から支給される。
 産着・防寒着・哺乳瓶、絵本、おもちゃなど1歳を迎える迄に必要なものが全て入っている。
 
・共働きは当たり前。
 最近は家に残された子どもがインターネットにはまり犯罪に巻き込まれたりすることが多々ある。
 日本に似ているかも。
 
・子育て支援が充実しているため、女性が強く経済的にも精神的にも自立しているので
 離婚率が高い。
 
 
・大統領も女性ハグ (右)
 
 
・親と基本的に同居はしない。日本のように三世代がひとつ屋根の下という考えは殆どない。
 18歳を過ぎるとよほどの事情がない限り家を出る。
 そして介護はプロに任せる。 
 
 
・家でも何でも自分で作る!というひとが多い。リフォームなんて日常の一部。
 
 
・フィンランド人はとてもシャイ。沈黙が好き。なかなか感情を表に出さない。
 「日本人と話すときはあまりしゃべらなくてもいいから楽」という意見も。
 
 
「どうして毎日愛しているって抱きしめてくれないの」
 「そんなの何で毎日言わなくちゃいけないんだよ、言わなくてもわかるだろう?」
 日本人カップルではなくて、フィンランド人カップルの会話。
 
 
・無愛想に見えるけれど、でもとっても親切。
・やっぱりちょっと日本人っぽいのかも。
 
・ただ、もっと表現がダイレクト。言うべきところは言う。
 
がんばるという表現がない。
 
 
最後、ゆるーい感じで終わりましたけど・・・フィンランドってこんな感じの国なんです(^-^)
 
 
 
あ、そうそう、フィンランドには、くっだらない、しかし、いたって真面目
開催されているイベントがたーくさんあります。
エアギター世界選手権は有名だけれど、それも含めてご紹介。
 
 
エア・ギター世界選手権大会:
2008年と2007年に日本人ダイノジおおちが優勝。金剛地武志も入賞している。
 
           
  このブログ初めての動画埋め込みが「エアギター」のダイノジ大地だなんて…(爆)
 
 

奥様運び大会:
そのまんま。奥様を運びます。コース全長は253.5メートル。
砂地・草地・砂利道・深さ1mの水濠障害があり、
優勝者には、奥様の体重(最低49kg以上)と同じ量のビールが贈られる。
 
 
携帯電話投げ世界選手権大会:ケータイ
「この近代機器によってもたらされるすべてのフラストレーションや失望に返報するのが目的」で開催。
優勝者には新しい携帯電話が贈られる。
男子の世界記録は2005年の、94.97メートル。
私はどのくらい投げられるのだろう???
 
サウナ世界選手権大会 :
サウナ我慢大会。2004年に笑福亭鶴瓶が挑戦。
優勝者にはモロッコのアガディールで過ごす1週間の旅が贈られる。
 
アヴァント水泳世界選手権大会 :凍結した湖や海の表面に穴をあけて行う水泳競技。

国際雪合戦大会 :
ケミヤルヴィの姉妹都市である北海道胆振支庁壮瞥町から紹介された"Yukigassen"が国際大会へと発展したもの。
コケモモ摘み世界選手権大会 :1時間でどれだけのコケモモが摘めるかを競う競技。
泥サッカー世界選手権大会:沼地で行うサッカー大会。同じ場所で冬季には深雪サッカー選手権が行われる。
アクア・ジョギング世界選手権大会 :水中でジョギングを行う競技。
 
・・・とまあ、こんな感じで。

 

私は出てみたいのあるかなあ。。。
 
やっぱり、エアギターかなあ・・・(笑) 
 
ぎゅいーーーーん!
 
次回、やっとヘルシンキ旅行記2009最終章です。。。
 
 
以上、本日はフィンランドについてのMisaレポートでした♪
 
 
 
ちょっとおまけ。
何と、先日の自由が丘店に続き、来月9/18に、銀座にもmarimekkoがオープンすることに~!!!!!
 
  
よく行く街にお店があると嬉しい!けど・・・
何だかあんまりメジャーになってもなあ~という天邪鬼なわたくし…(苦笑)。
 
 
 

恐怖!フィンランドの「世界一まずいアメ」サルミアッキ 2009/08/17

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 9:39 午後
 
  
何だかものすごいタイトルになってしまいました。。。
 
 
フィンランドに旅行に行く際に、色々なサイトを見たり、旅行記を見たり、ガイドブックを
探してみたり、準備を進めてきた私たち。
で、たくさんの情報の中、気になるフレーズを多々見かけることに。
 
そのフレーズとは。。。
 
 
 
 
フィンランドには
世界一まずいアメがある。
 
 
 
 
・・・ドリアンキャンディより?ジンギスカンキャラメルより?朝鮮人参アメより?
 
いやいや、もう〇〇味、とか、そういうレベルではないらしい。
フィンランドでのそのアメの名は「サルミアッキ」。 
 
 
去年のヘルシンキ旅行のときにブログにupしようと思いつつ、
あっという間に2度目のヘルシンキになっちゃっいましたが、今日はこのサルミアッキのご紹介です。
 
 
 
サルミアッキ 
サルミアッキ (フィン語 salmiakki) は、塩化アンモニウムとリコリス(甘草の一種)による菓子である。
その他の食品や飲料の味付けとしても使用される。
北欧語などではサルミアック、サルミアク (スウェーデン語・デンマーク語・オランダ語 salmiak、ノルウェー語 salmiakk)
であり、これらは化学物質としての塩化アンモニウム自体も意味し、ラテン語で塩化アンモニウムのことである
sal ammoniac に由来する。
塩化アンモニウムによる強い塩味とアンモニア臭があるの特徴。
(Wikipediaより)
 
 
 
むむむ、一体どんな味!?悲しい
むーちゃんと興味津々で買ってみたものの、ひとりで食べてみる勇気がなかったので、
帰国してから、一緒に食べてみることに。
 
 
パッケージは、これ。色々種類がありましたが、この2種を今年は買いました。
 
    
       なかなかかわいらしい、ポップで北欧チックなデザインです。
 
 
パッケージの大きさは、大体タバコの箱くらいかなー。
メーカーは、何度もご紹介している、フィンランドのお菓子メーカー「Fazer」のものです。
この中にどんな、恐怖のアメが…?
 
 
 
中を開けると、この黒いかたまり・・・
 
       ←これは去年の写真です
                    た、食べ物!?
 
 
 
 
確かにアンモニア臭が・・・(汗)
 
 
 
 
 
   
                    もいちど・・・た、食べ物!?
 
 
 
 
 
 
 
 
で、ふたりで「せーの」で、口の中に入れてみました。
その瞬間、むーちゃん「うげーーーーっ」と吐き出しました。
 
 
まずっ!
 
でも、私はリポートしなくては・・・ううううううう、でも不味すぎて、文字に出来ない号泣
もぐもぐ失格です。
とにかく、しょっぱくて、アンモニアっぽくて、少し苦いような、で、食感はかたいゴム!
 
もう、最後は飲み込んだ!
ななななな何、これ!? 激マズ!!!!!!!
 
 
もちろん、お土産で配りましたともー。
アキバの会でも、振舞いましたともー。
 
 
結果
 
・食べた瞬間吐き出す 「おえーーーー」 むーちゃん+α
・泣く 約1名
・まずーーーと言いつつ、何とか飲み込む わたし+α
・「美味しくはないよね」と、冷静に飲み込む 結構いた
 
と、4タイプに分かれました。
 
 
しかし!
 
幼少から学生時代までバラオランダバラに住んでいたT に、このまずいアメの話をしたら、
 
「オランダにも真っ黒なアメがあって、両親は『くさくて、まずい』と嫌っていたけれど、 
私大好きで、日本にも売ってないし、そのフィンランドのあめ食べてみたいー
 
と言われたので、大不評で残っていたサルミアッキを、彼女とご飯を食べたときに持って行きました。
 
 
これだけど・・・とパッケージを差し出すわたし。
「うーん、オランダのものとは全然違う感じだなあー」とT
 
ところが、丸くて黒い粒を、鼻にあてて匂いをかいだ彼女が
「うわー!ここここれ!黒アメちゃんの香り!!!ペロリと興奮するではないですか。
(彼女はオランダのそのアメのことを、黒アメちゃん呼んでいるらしい)
 
その瞬間、彼女はひとつ口に入れて「きゃー!懐かしい!黒アメちゃんだ!美味しいー」と絶叫。
 
えええええっ? 今、美味しいって言った?
唖然とすると私を前に、なんと両手でサルミアッキを食べ始めました。
 
「やややめなよーーー!体壊すよ!TTったらーーーー」と止める私に、
「止まらないーーー!美味しすぎて、止められないーーーLOVEと、どんどん食べ続けるT
 
おまけに時々サルミアッキを鼻にあてて、「ああああー、いいにおいーーー!」だって。
 
その直後、彼女はぴたっとサルミアッキ両手食いをやめて「もったいないから、もうやめとこ」だって。
 
 
えーと、フィンランドのひとたちは、多分このTに近いような感じなのだと思う。
やっぱり子供のときから食べているものだったら、慣れ、というのもあると思うし、
美味しいもののひとつになるのかもしれません。
 
外国人のひとは、うめぼしを初めて見るとき「甘いドライフルーツ」に見えるそうです。
だからこそ、あのギャップに驚くと言われたことがあるけれど、
サルミアッキは見たまんま、真っ黒の食べ物っぽくないアメだしなあー悲しい
 
 
とにかく、フィンランドには、このサルミアッキ味のものがたーくさんあります。
 
サルミアッキ味のアイスクリームとか・・・。
    おえー。
 
 

     
見にくいのですが、下段中央はラクリッツと言って、サルミアッキよりやや人道的だという、
でもサルミアッキの仲間の強烈な真っ黒なお菓子です。
 
 
そのほかにも
 
サルミアッキが入っているケーキやチョコレート、
真っ黒なサルミアッキのお酒などなど・・・
 
とにかく、スーパーのお菓子コーナーには、どーんとサルミアッキ売り場!
あまりの恐怖で写真撮るの忘れた…(笑)
 
 
 
 
ところで、今回の旅行中、ヘルシンキ大聖堂の階段に座って、ぼけーっと時間を過ごしていたとき
むーちゃん「見て!見て!」って指差すその先に・・・
 
   
                  もぐもぐしている彼のとなりには、あのパッケージ!
 
 
 
   
                                   こっそりズームで撮った、探偵Misaのショット写真
 
 
学生さんなのかしら…一生懸命レポート読んでるふうなんだけれど、
彼の右手は、サルミアッキの箱と自分の口の間を行ったり来たり・・・
むーちゃんと無言でじーっと見ていました。
 
で、あっという間に、空っぽに。
 
 
フィンランド人がサルミアッキをものすごい勢いで食べていたのを初めて見て、
やっぱりこの国に愛されている食べ物なんだなーと実感。
 
でも、私はもう二度と食べたくない!
 
ただ、オモシロお土産には最適かも~。
そして、そのお土産を食べた人から、第二のTが出てくるかも~。
 
 
 
以上、世界一まずいアメ「サルミアッキ」編でした。
 
 
 
【おまけ】
 
お口直しに。。。
 
今私がはまっている飲み物。
キリンビバレッジからの「世界のキッチンから」シリーズ、7/28に発売されたディアポロ・ジンジャー
 
    
 
プロヴァンスで愛されている飲み物なんでって。
ショウガとお砂糖をじっくり煮込んで、隠し味にはレモングラスとシナモンなどのスパイス。
そのシロップをソーダとグレープフルーツで割った、キリリとした夏にぴったりの飲みものです。
 
ジンジャーエールで私が愛しているのは、ウィルキンソンのドライだけれど、
ものすごく辛いので、それに比べたらマイルドで飲みやすいかなー。
 
 
アイノ・アアルトのグラスで。
 
      
                                            おいしーーー!
 
 
やっぱり美味しいものがいいなあー。。。とグラスを傾けるわたしでしたスマイル
 
 
 

ヘルシンキにて 街の風景「おもしろヘルシンキ編」 2009/08/09

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 1:09 午後
今回はヘルシンキの街並のご紹介記事の後編です。
街の風景「おもしろヘルシンキ編」。
ただ「おもしろ」と言っても…
ゆるゆるキティちゃんとか、ドエス男子は、既に記事にしてしまったので、
そんなにおもしろではないけれど。。。
でもやっぱり外国の街中を歩いていると、はっとするようなものと出会ったりします。
それが旅のオモシロさでもあるのかなスマイル
街中で見かけたムーミンの看板
   
となりのアザラシマークは、北ヨーロッパ・バルト海の主要都市を結ぶシリヤラインのキャラタクー。
ところで、このムーミン、実写版!? まゆげ、濃いっ。
で、何やら広場でイベントが…?
ムーミンが描いてある手書き横断幕があったので、のぞいて見ました。
   
               あはは、よく見たらスパナ持ってるー。
これは、街中で開かれている、ボランティアによる臨時自転車点検・修理コーナー。
ムーミンの絵の下に0ユーロと書いてあるとおり、タダのようです。
自転車王国フィンランドならではの光景かな。
そうそう、自転車が多いこの街では、自転車道と歩道がきちんと分かれています。
 
こんな風に標識も出ているし、
     道路にも自転車マークが描いてあります。
もちろん?自転車専用の信号もあるんです。
    一番上が自転車用。
石畳の街、ヘルシンキ…
歩いていると、どうしても歩きやすい平らな道をうっかり歩いちゃうけど、そこは自転車用
気をつけないと自転車と接触してしまいます。
そう、その石畳って、アップで撮るとこんな感じです。
  
                      ぼっこぼこ。
もうボケーッと歩いていると、すぐつまづきます。
私なんて、普段から何もないところで突っかかったりするので、この街の石畳ときたら・・・全く油断できないです。
緊張して歩いていたから、転ばなかったけど。
とにかくスーツケースを転がすのも一苦労でした。
ちょっと街中から外れます。
今回もファクトリーでお買い物をしたArabia(アラビア)は、フィンランドが誇る陶磁器のメーカー。
ということで、フィンランドの便器には、アラビアのものがある!
・・・らしいんだけど、去年はお目にかかれず。
とりあえず、これはホテルのトイレの水洗ボタン。
IDOというメーカーなのかな。しずくの大きさで「大」と「小」を選びます。
ショッビングモールのトイレでも、IDOでした。   
ちょっとパターンが違うけど。
トイレに入ったら…なーんと!
    
          わああああぁぁぁペロリ
ついに出会えた!
ホントにあった!
もうひとつの個室に入っていたむーちゃんと、出てきたところでニンマリウインクです。
さて、街中に戻ります。
IKEA  は、スウェーデンのインテリアショップですが、日本にもあるくらいなのだから、
お隣の国フィンランドにも、もちろんあります。
ただ、お店はヘルシンキ郊外らしいので、市内からシャトルバスが出ています。
   
                     バスかわいいー!
これは配送用の車かなあ。
   
                        大聖堂とのツーショット。
tiimariは、物価が高いフィンランドには珍しく、お手ごろ価格の雑貨屋さん。
フィンランド国内に10数店舗あるそうです。
よく言えばレトロな、悪く言えば垢抜けないデザインの文房具や生活雑貨が売られています。
HPを見ていただくと、どんな感じか伝わるかしら(^-^)
特に何も買わなかったけれど、お散歩のついでにぶらぶらしていました。
このtiimariの入り口にあるカゴのグリーンの鮮やかさ
   
               もうこれだけで芸術っぽく見える。。。
実は北欧は、「北欧メタル」という言葉があるとおり、へヴィーメタルが盛ん?なんです。
それから、ヘビメタとはちょっと違うけれど、パンキッシュな子も多かった。。。
街を歩けば、赤い髪に、ピアスだらけ、黒尽くめの若者たちが目立ちます。
で、夏フェス・・じゃないけど、街中にいきなりステージが出来て、そりゃーもう夜遅くまで
ギュイーーーンとギターの音が響いていたり。
 
   
これは、ちょうどリハ中。
ファンはリハーサルでも、タテノリに気を抜きません。
パンクな若者たちが時々やんちゃするので、この人も気を抜けない。
   
                    うひょー、カッコイイ! 
ズームで撮ったから、ちょっとボケていますが…
実は彼はおまわりさん!
この青いお洋服はユニフォームだし、よく見ると腰には拳銃がささっています。
日本のおまわりさんの自転車姿と、全然違うー(笑)
これは、車止め。 
空港には熊の形のものがありました。
だけど、街中では亀タイプがたくさん
トラムに乗っていたら、前に座っていた親子…
   
お父さんとちびっこと、更にもっとちびっこ!
みんなでサングラスクールクールクール
   
この青と黄色のハデハデなお店は、キオスクです。
日本のように、セブンイレブンなんてない街なので、ここでジュースやアイスやお菓子を買ったり、
新聞とか雑誌とか…とにかくコンビニ代りです。
渋ーい街に、こんなにポップな色合いのお店があると、ちょっと浮いた感じになりそうだけれど、
そうならないのが不思議!ちゃーんと溶け込んでいます。
マクドナルドはたくさん見かけたけれど…
去年見た、ビルの窓の形にそった「M」の字が印象に残っていました。
 01街 これは去年載せた写真
今年は通りを渡って近くに行ってみました。
   うわー、大きいぞー。 
    
                           迫力満点。(おじさんが、じゃないです)
Mの前で、Misaが「M」LOVE 
人通りが激しくて、超~恥ずかしくって、腕がだれだれです。。。みんな見るんだもん。。。
それでもやり続けたけど(笑)
さあ、オモシロの連発、行きます!
アイスクリームスタンドに貼ってありました。
   
              「カモメに注意!」ものすごーく怖い顔のカモメ。
とにかく、ヘルシンキの街は日本のカラスよりも恐ろしいカモメたちがいっぱい。
ボケーっとアイス食べてると、カモメに狙われちゃうのかも!?
さて。
これ。
   
            ・・・(-_-)・・・
衝撃的な写真で、むーちゃんと「うわっ!」と驚いた後は、しばらく無言で見てました。
どこの国でも、ダイエットは永遠のテーマのようです。
とあるビルの入り口の彫刻。
   
         えええええ??? これ、どんな表情?
怖いというより、もう爆笑モノですー。爆笑爆笑爆笑
今年のヘルシンキでの広告大賞(選出:Misa)は、この看板だなあー。
あいにく閉店していたカフェの看板。お店の中に入っていたのをパチリ。
     
                 あははははははははは!
     
                                   さいこー!!!! 
・・・と、ざっとヘルシンキの街をご紹介してまいりました。
もちろん、いいところばっかりではないです。
ゴミはいっぱい落ちてるし(みんなフツーにポイ捨てしてる)、街中での喫煙率すごいし(老若男女)、
でもこの街、好きです。もっともっと知りたいな。
    
             21:42。この明るさ。
私たちが行ったときの日の入りは、23:00ごろ…。

日本だとちょっと不思議なことも、ここだと日常だったりするから、面白いです。

まだまだ明るい夜の道、むーちゃんとふらふらとお散歩したあの日々、もう遠い昔のよう。
今度この街に行くときは、どんな自分になっているだろう。
今の自分よりも、もっともっと大きくなっているといいな。。。  
・・・って言っても、物理的ではなくて、人間的に!
以上、 街の風景「おもしろヘルシンキ編」でした。
 

ヘルシンキにて 街の風景「素敵なヘルシンキ編」 2009/08/05

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 10:00 午後
 
今さらですが、今日はヘルシンキの街並をご紹介します。
写真が多くなりそうなので、まずは前半「素敵なヘルシンキ編」で(^-^)♪
 
 
ヘルシンキ中心部は、エスプラナーディ公園という、メイン通り2本に挟まれた長い形の公園があります。
 
きらきらの新緑がまぶしいです。
 
公園の中をお散歩しました。
 
     緑豊かなこの公園は市民の憩いの場。
 
 
     
お魚に乗った楽しそうな子供の像は、ムーミンの作者「トーベ・ヤンソン」の父親の作品です。
 
トーベ・ヤンソンは、フィンランド人彫刻家の父ヴィクトル・ヤンソンと、スウェーデン人画家の母シグネ・ハンマルステンの
長女であり、小さい頃から自然に芸術に触れる生活を送っていたそうです。
 
 
 
 
色とりどりのお花もたくさん咲いています。
 
      
 
 
               
                                          何のお花だろう???
 
 
 
 
エスプラナーディ通りには、PENTIKiittalaなどフィンランドを代表するブランドの路面店が並びます。
 
   
 
                    
 
最近、ルイ・ヴィトンも出来たのですが…
面白いなと思ったのは、街中でヴィトンなどのバッグを持っている人は全く見ませんでした。
マリメッコのバッグを持っている人はたくさん見かけたんだけど。。。
 
    これがマリメッコの路面店のドアの取っ手。
        シルエットもかわいいです。
 
 
 
ツーリストセンター前に出ていたテーブルには、ヘルシンキの地図が描かれています。 
   
              これ、欲しいー!ペロリ
 
 
 
ヘルシンキの全ての通りには、名前がついています。
なので、地図を持っていれば、自分がどこにいるのかすぐわかります。
   
フィンランド語とスウェーデン語の表記なのですが(フィンランドでは2つの言葉が公用語です)、
大体が長い名前がついているので、地図と見比べていると、綴りが何だったかわかんなくなっちゃう…悲しい
 
 
 
ヘルシンキの街はそう広くはないので、環状トラムに乗っていれば1時間ほどでぐるっと回れます。
東京のように高い建物がなく、古い建築物がたーくさんあります。
街を歩いていると、ヨーロッパならではの建物が並んでいて、それはもう美しいのです。
 
   これはデザイン博物館です。
 
 
       
 
地震がない国だからこそ、古い建物もたくさん残っているようです。
 
    
              こんな風に街角での音楽会。
 
思わず足を止めて写真を撮ってしまうような光景もしばしば写真
 
 
 
一度だけ雨に降られました雨
 
ぱあーっと降って、すぐ止んだのだけれど、ヘルシンキの人たちは折りたたみ傘を持っているひとが多いみたい。
海外って、傘をあんまりささないイメージが…←勝手ですが…(笑)
 
   
      雨に濡れる街も、トラムも、ちょっと渋くなって素敵。
 
 
日本でも入ったことのないH&M、ヘルシンキ市内にはたくさんありました。
 
     ちらっとのぞいたけれど、やっぱり安い。
    女のこたちがワンサカいました。
 
おおー  やっぱりNOKIAのビルもあるんだー!
 
 
アラビアの工場の近くの公園。
 
   
 
 
 
たんぽぽと戯れる私の写真 (コレ ) はここで撮りました。 
 
つい2ヶ月前まで、ここが雪で真っ白な世界だったなんて。
短い夏の訪れ晴れ
新緑がまぶしくて、日本の春よりもずいぶん明るく感じました。
 
 
次回、「おもしろヘルシンキ編」に続きますー。
 
 
 
【おまけ】
 
今年5月に出版される予定だったのに、大幅に遅れて先日出たばかりの雑誌「北欧スタイル」。
今回の特集はIKEAです。
 
     ふふふー。買っちゃったウインク
 
 
 
 
 
・・・と、一緒に買ったもの。
 
   
 
「最速!やさしいダイエット・ヨガ」(DVD付き)
  
  
 
 
・・・買って満足している私って、だめ子?
  
 
 
 
だって、こんなの…
   
      
         ムリ!!!! 
 
 
 

ヘルシンキにて  カフェめぐり 2009/08/02

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 2:43 午後
 
ヘルシンキの街にはたくさんのカフェがありますコーヒー
  
一人当たりのコーヒー消費量が世界一のフィンランドならではなのかしら。
今日は、滞在中に行ったカフェをいくつかご紹介いたします。
 
 

Cafe Succes(カフェ サクセス)
 
ヘルシンキ市観光局のHPで、インテリアデザイナーのリンダ・バーグロースさんが
「ヘルシンキで一番美味しいシナモンロールがある」と言っていた、Cafe Succes
 
   
  
  
去年はこのシナモンロールを食べたくて、でも時間がなかったのでテイクアウトしました。
お店がちょっとイイ感じだったので…今年はぜひ中でお茶しようということになりました。
 
店内はそんなに広くないです。
 
入って正面にカウンター  
 
 
     左側にも席があります。
 
入り口近くの席が空いていたので、そこへ座ることにしました。
ヘルシンキのカフェは殆どがセルフサービス。
 
私はもちろんシナモンロールむーちゃんはチョコマフィン。そして二人ともコーヒーを。
お会計の時に、お店のお姉さんが「コーヒーはお替りできますから」とにっこりしてくれました。
 
 
お水コーナーのピッチャーには、
    何とライムといちごLOVE
  
色がきれい。レモンはよく見かけるけれど、この組み合わせは日本にはないなあー。
 
 
ところで、ここのシナモンロール…とにかく大きい!
 
   
 
コーヒーカップ…デミタスカップではないです!ふつーのマグです。
でで、むーちゃんが食べたチョコマフィンも
 
    これまたピーックサイズ!
 
シナモンがたくさん入った生地、ふわふわなんだけれど、それよりもモチモチの食感です。
シナモンの香り高い!ものすごく!
 
この間はテイクアウトして、翌日食べたので、ちょっとかたくなっちゃっていたけれど、
今年のは、お店で頂いてますから!おいしくないわけないもんー。
 
ちょっとわかりづらい場所にありますが、お店の雰囲気もいいし、地元の方でたくさんです。
 
    
            どんどん入れ替わり立ちかわり。大体おひとりさまです。
 
 
フィンランドではコーヒーのお供にpulla(プッラ)と呼ばれる甘いパンを食べます。
おやつにも軽食代わりにも。
だからどこのカフェでもプッラが置いてあるんです。
アラビア工場のカフェでもジンジャー入りのプッラ食べました!
また今度行ったら、いろんなプッラを食べまくってみたいなあー。
 
  
Cafe Succes コーヒー(お替りできます) 2.2ユーロ(≒300円)  シナモンロール 2.7ユーロ(≒370円)
  
 
 
Fazer Cafe (ファッツェル・カフェ)
  
   
 
先日ご紹介した、geisya choco(ゲイシャチョコ)を出している、国内で有名なお菓子メーカー。
1891年にチョコレートメーカーとして創立され、現在では、チョコだけではなくキャンディ、グミ、
カフェではパンやケーキ、アイスクリームなどの販売を行なっています。
 
ここも去年行ったけど…甘いもの食べたいー!って、むーちゃんと行ってみました。
 
   
                   ショーウィンドウにはかわいらしいケーキのディスプレイ。
  
 
正面入り口を入って、
 
 
 
    右側がお菓子売り場。   
            贈答用の高級菓子が売られています。
  
 
 
量り売りコーナーもあります。
 
 
しましまのキャンディは「マリアンヌ」という、チョコミントのキャンディ。
それはもうー美味しいので、私は袋になっているものを自分にスーパーで買いました。
(スーパーの方が安いです(笑))
 
 
 
左側はカフェのカウンターになっています。
 
   
                       カウンターには色とりどりのケーキたち! 
 
 
 
どうしよ!何にするペロリ??
カウンターに群がるは、私たちを含め全員女性。
ケーキに瞳をきらきらさせるのは、全世界女子共通なのです!ハグ (右)ハグ (右)ハグ (右)
 
 
 
私はチョコレートのケーキが食べたくて、数ある中から選んだのがこちら。
 
   
 
コーヒーを頼むと、Fazerのチョコレートがひとつ付いてきます。うれし。
 
このケーキ、小さめだけれど4層になっていて、クリームが濃いーいんです。
    
 
フォークで切るときに、ずずずーんと切り口を作っていくような、ずっしり感。
ああー。おいしいー。すごーくおいしい。チョコケーキ、大好き!
 
 
・・・って帰って来てからわかったんだけど・・・
 
 
 
 
 
私、去年と全く同じケーキ食べてました(笑)
 
あんなにいっぱいケーキあったのにー!2年連続同じの食べるなんてーーー!
ああああ、何だかもったいないことした気分。
いやっ、あのケーキが食べたかったから食べたわけで!
まーいっか。美味しかったし!
 
 
Fazer Cafe コーヒー(チョコ付き) 2.8ユーロ(≒380円)  チョコケーキ 4.8ユーロ(≒650円)
 
 
 
 
 
 
 
Robert’s Coffee (ロバート・コーヒー) 
 
ヘルシンキでよく見かけたRobert’s Coffee
フィンランドのスタバと言われる、チェーンのコーヒーショップです。
利用したFINNAIRの機内ドリンクのコーヒーも、Robert’s Coffeeのもの。
デパートやスーパーでも、豆を買うことができます。
 
私たちは滞在中、街のお店を利用することがなかったけれど、
帰国するときお昼ご飯代わりに、空港内のカフェを利用することにしました。
 
チェックイン後、乗客だけが利用できるカフェです。
 
 
 
   
                              お店の壁はなくて、オープンな雰囲気。
 
 
 
ここでももちろんセルフサービス
 
無造作に山積みにされているのは、iittalaのティーマの白マグ
 
   
    このマグは、日本で買うとひとつ2500円します。何だか贅沢な感じ。
 
もちろんお皿もティーマ。   
 
 
自分で食べたいプッラを取り、コーヒーを注いでからレジへ行ってお会計。
ここでも私は、シナモンロール、そしてクロワッサン。
(なぜかいつも同じものを買ってしまう…)
 
   
            ここのクロワッサンも大きい… 
 
 
さくさくーでおいしいけど、やっぱりエリエルで食べたクロワッサンには負けるなあー。
それから、シナモンロール。
これは、上記のCafe Succesで食べたものよりは一回り小さくで食べやすいかも。
 
とにかく、滞在中に食べたプッラって、ジンジャーにしてもシナモンにしても、
スパイスがものすごく効いていて
口の中でその香りがぱぁぁぁーっと広がる感じがすごいんです。
日本のはやっぱりマイルドなんだなあ。
それにこのシナモンロールもそうだけれど、表面がちよっとかたくても、中がしっとりモチモチ。
 
日本だと、いかに柔らかくてふわふわか、っていうのが大切っぽいのだけれど、
ヘルシンキのプッラは噛み応えとか、食感がしっかりしているって感じです。
日本とはパンの美味しさの感じ方が違うのかも…
 
 
 
     
 
手前のお砂糖のプッラは、むーちゃんの。(むーちゃんは1個…)
 
楽しかったね、また来たいね、という会話をしながら、搭乗時間を待つひととき。
空港内のRobert’s Coffeeの席のあちらこちらから、同じような空気が漂っているような、そんな気がしました。
 
 
ヴァンター空港内  Robert’s Coffee
コーヒー 2.2ユーロ(≒300円) プッラ3点で7.3ユーロ(≒990円)
 
 
 
まあ、めぐったというほど、カフェに行ったわけではないけれど、日本人もいないような
小さなお店に入って、ケーキやプッラを選んだり、道行くひとを眺めたりするのって結構楽しいスマイル
 
とにかく行きたいカフェは山ほどあったので、今度行くときは、また下調べをしたり、飛び込みで入ったり
そして、コーヒーを飲みながらいろんなスイーツやプッラを試してみたいなあと思いました。
 
 
以上、カフェ編でした!
 

 

 

 
 

ヘルシンキにて この街で見かけた日本のもの 2009/07/26

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 2:35 午後
 
日本から一番近いヨーロッパ。
 
というのが、フィンランド観光の売りらしいのだけれど、それでも成田-ヘルシンキは直行で9時間30分。 
最近、北欧モノが流行っているとは言え、多くの日本人にとってフィンランドって
 
・オーロラ 
・サンタクロース 
・サウナ 
・ムーミン 
 
あたりのイメージだろうなあー。自分もそうだったし。
 
もうちょっと突っ込んで言えば
 
・イッタラ(アラビア)
・マリメッコ
・ノキア
 
とか!?
 
じゃあ、逆にフィンランドの人たちから見て日本ってどんな国なのだろう?
もしかして、未だにチョンマゲとか、ハラキリとか、そういう世界じゃないだろうなあ…とか、
去年に比べて、中国人観光客が推定500倍くらいに増えていたので、
アジアと言ったらイコール中国みたいになるのかも…なんて心配になったりして。
 
でもでも!
 
ヘルシンキで見かけた、日本のもの。
ふふふスマイル。結構あったりしました。
今日はそれをご紹介ー。
 
 
Karaoke…
もうこれは世界共通語なのだろうな。
あんなにシャイなフィンランド人も、カラオケではしゃぐのかしら。。。
 
 
 
 
こっちはホテルのエレベータの中で。  
SHIATSUって、もともと中国からのものかな。シアツという発音は日本語から???
とりあえず、1時間50ユーロ(≒6750円)は、ホテル内の料金だったらまあまあなのかも!
 
 
     これって「忍者」のこととは違うのかなー。
      アクセサリー屋さんだし~。。。
 
 
フィンランドには、有名お菓子メーカー「Fazer」から出ている「geisya choco(芸者チョコ)という
チョコレートがあります。
 
   画像はHPから。
 
1962年から販売しているこのゲイシャチョコ。
名前の由来は「あなたをあまやかすひとときを提供する意味をこめてLOVEだそうです。
Fazerのゲイシャチョコサイト、結構面白いです → こちら
ちなみに・・・すっごくおいしいです。
 
 
 
スーパーで。
我らのお味噌汁!インスタントで売っています。
 
   
 
左側の「有機みそ汁」は、右側の「白みそ汁」に比べて高いです。さすが有機。
左端に写っているカップスープが1.89ユーロ(≒260円)に対して、有機みそ汁は6.68ユーロ(≒900円)
高ーい!日本人が飲んでもおいしいのかな…???
 
 
じゃーん!おせんべ!!! 
     
 
商品名は「風味絶佳」。ほほー。すごいぞ。
そして、色々なおせんべいがあったけれど、写真に写っているのは色んな種類のあられが入っている
その名も「Sushi Mix」
ふむ。スシね。コメっぽいのは、何でもスシとかなんじゃないかしら。
 
 
 
UFFとか、Fidaなどのセカンドハンドショップめぐりをしていたときに見つけたもの。
 
うわっ。   
           こんなところで、モンチッチに出会うとは。。。
これまたレアなハンカチ?の上に、仲良く2匹並んでました。
 
 
 
セカンドハンドショップ店内で、古着が並ぶ一角に!
 
   
                   月に向かって、おしおきよっ夜
 
月野うさぎさま…ななななんでこんな所にっ!?
 
 
 
本屋さんで。
 
コナンとかも売っていました。
やっぱりMANGAってすごいんだなあー。って実感。
 
   
 
これは日本の漫画史の本です。
ぱらぱらっと見てみたら、「鳥獣人物戯画」あたりから始まっているという、ディープに漫画の歴史を
語っている内容でしたが、少女マンガ、ヒーローもの、学園モノなどが紹介されていて結構面白かったです。
 
 
 
 
街角で。
 
去年も撮影しましたが…「日本エレキ」のCD「津軽じょんがら節」
今年は日本人形をセンターに置いて、左側「friend」という新作が出た模様!!!
 
   
 
果たして売れているのか!?
そもそも、この人たちは日本人なのだろうか????
 
 
キティちゃんって、どこの国でも見かける日本発のキャラクター。
もちろん、フィンランドでも大人気らしい。。。
 
 
けど…
 
 
通りがかりのケーキ屋さんのショーウィンドウ。
 
    
             ゆるっ!
  
        ゆるすぎる!!!!!
  
  
 
                
このキティちゃんの、ひげ具合がたまらーーん!!!!
 
 
 
てくてく歩いていると…ポスターに「Manga Cafe」の文字。
うわー。ヘルシンキにも漫喫があるなんてー。
 
っていうよりは、
 
     
        「甘い」「マンガ」「喫茶」。 
 
わははははー。
「甘い」って。形容詞だし!!!! 「甘いマンガ喫茶」っていう文章かと思った…!!!
お店のひとったら、“Sweets”をそのまま訳したんだなー(爆)。
 
 
 
 
日本でも街行くひとが、時々日本語のTシャツ着ていたりすると、おおっと思うけれど
(私も何枚か持ってます)、ヘルシンキだったらなおさら。
 
「愛と平和と夢」と、極太明朝体で(EVAかっ!?)ばっちり日本語で書いてあった
Tシャツ着用の女子、あまりにも真正面過ぎて、写真撮れませんでした。残念。
 
 
これは、ものすごく一生懸命撮った一枚。
   
            「一番」!
  
チャリに乗った彼、ちょうど日陰に入ってしまって…
私のコンデジ、もちろん自動露出だったので明るさが日向に合ってしまったけれど、
この文字ははっきり写せました。
てっぺん取ったるわー!みたいな? 多分意味知らないのかも。
 
いやいや、もっと意味わからず着ていたと思われる、この旅の最中で最も笑ったのがこれ!
 
 
   
                                  ドエス
 
えええええええーーーー????
・・ってー!お兄さん、かなりカッコよかったのに!!!!!!
もうむーちゃんと、ひいいいいーって、涙出るくらいヘルシンキの道の真ん中で大ウケ!!!!
 
 
だから、という訳ではないけれど、私は意味も無く英語の文章などが書いてあるお洋服(Tシャツなど)は、
極力買わないようにしてます。。。
だって、たまーにヘンテコな文章とかあるんだもん…
たまーに、スゴイ内容とか見かけますし。
あれ、外国人の人が見たら結構笑っちゃうんだろうなー。
写真撮ってたりするかも。今回の私のように…(笑)
 
 
フィンランドの人たちにとって、日本ってどんな国?
いつかそういうことを、フィンランドの人とお話できる機会があればいいなあーと、思いましたウインク
 
 
以上、ヘルシンキで見かけた日本のもの編でした。
 
 
 
 
 

ヘルシンキにて セカンドハンドショップ「UFF」と「Fida」 2009/07/19

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 12:03 午前
 
フィンランドの人たちは、ものをとても大切にします。
 
ペットボトルや缶なども、デポジット(預かり金)が含まれた値段で売られています。
飲み終えたものを回収BOXに入れると、そのお店で使える金券レシートが出てくる仕組みです。
ペットボトルは日本とは違い、そのままの状態でリサイクルされます。
なので、日本のものよりは、かたくて丈夫なペットボトルです。
少し傷ついていたり、曇っていたりするから、日本人は合わないのかなあ。
 
 
例えば家具などでも、50年も100年も使い続けるものもたくさんあるそうです。
壊れていても修理して使う。
簡単にはものを捨てない国です。

 

なので、アンティークが、普通の家庭でどんどん使われているそう。
アアルトの椅子、アラビアの食器、マリメッコの布地…
高いお金を出してただ飾っているのではなくて、現役で使われてこそ、
品物としてこの世に生まれてきた価値が出てくる。
そういう考え方なんですって。
 
 
だから、今回の旅では、ぜひアンティークショップめぐりをしよう!ということになって、
いろんな情報をネットで探したり、フィンランド政府観光局が出版している「TORi」という
   雑誌のヴィンテージ特集号を買って、研究したり…
 
 
 
 
結論。
 
 
 
 
やっぱ、高っ!
 
うーん、とってもステキなんだけれど…そして買えない値段でもないけれど、やっぱりお高め。
例えばお皿が1万円とか。
だって、旅行前に詰め込みでアンティーク情報仕入れたって、その品物の本当の価値がまだわかっていない状態だし。。。
だから高いと思っちゃうんだろうね、っとむーちゃんと。
 
 
マリメッコだって、アラビアだって、全然知らなかったときは、「デザインかわいいけれど、こんなに高いんだ」
ってびっくりしたけれど、今では好きなデザイン、使いやすいデザイン、それならお金を払って自分のものにしたいね、
っていうものがあるし…
 
 
アンティークを買ったりするには、私たちはまだまだ勉強不足。
今度行くときまで、ちゃんとそれぞれの、デザイナーの特徴や、歴史を勉強して、
自分の好きなアンティークを探しに行く旅にしよう。
 
 
ということで、今回私たちはアンティークショップめぐりをやめて、
セカンドハンドショップへ!
ヘルシンキでよく見かけるコノお店は日本でいう「リサイクルショップ」。
  
去年はこういうお店の存在自体、あまり意識していなかったけれど、今年はちょっと見てみようよ、と
いうことになり…目指すはお宝探しハグ (右) 
 
まず私たちが向かったのは、UFF(ウフ)
1987年に設立された非営利組織団体が運営しています。
フィンランド国内に8店舗(うち、ヘルシンキ市内に6店舗)構え、街の至るところに古着回収BOXを設けて、
一般の人々から不要になった洋服や布地を回収しています。
 
だから、もう着なくなったお洋服があれば、UFFの回収BOXに入れるだけ。
すごいシステム!
 
そして回収された衣類や布地などは、UFFの店舗で販売され、その売り上げ金は
アフリカへの教育支援、農耕技術促進、AIDS予防などを含めた健康・衛生面での支援、
古着の寄付などに使われています。
 
 
で、このUFFは、ショーウィンドウがすごい!
 
    
               まあ、これもすごいんですけど…
 
 
 
   
                  このセンス・・・
 
 
 
 
   
                            これですよ!これ!特に青タイツの彼女!
 
 
 
もう爆笑!
 
 
UFFは、衣服や布地を中心に売っています。
 
     
 
驚いたのが、下着とかも売ってるの!
ブラジャーとか、キャミソールとか。(パンツはなかったけれど…)
買う人いるのかなあー。いるから売っているんだろうなあー。 
 
 
日本人に比べて体格がいいフィンランドのひとたちのお洋服なので、サイズがちょっと問題。
でも、むーちゃんと無言でハンガーかちゃかちゃしながら、お洋服をチェック。
たのしー!!!
 
それに安い!営利目的じゃないし、だいたい元手がタダなので、お値段イイ感じ。
別の日にUFFを2店まわり、それぞれでお買い物。
私が購入したものは、こちら。
 
 
ヘルシンキにもたくさんあったH&Mのハーフパンツ
 
   
 
6.5ユーロ(≒880円)。
 
 
    左側に大きなお花の柄が入っていて、女子度アピール!
 
ウエストはひもでキューっと絞るタイプなので、食べ放題のときに緩めたりして(笑)
あ、ちなみにもちろん試着できます。
 
 
ひとめぼれ!ピンクのタンクトップ。 
 
 
 
 
 
左胸には、金色のへんてこ顔のうさぎさん
「FUNNY BUNNY」だって。
ベガスでRicahrdに「Funny!!!」と100万回くらい言われたことを思い出す…(笑) 
USEDと思えないくらい、新品同様でラッキー! 3.5ユーロ(≒470円)
 
 
UFFは布コーナーも充実していますが、むーちゃんが発掘してくれたこの布。
 
ひつじー。 
 
 
左端には、フィン語なのか!? なんか書いてある・・・ 
 
    yukkoさん、わかりますかっ!?
 
しわしわ状態で見つけたこの布は、たった1ユーロ(≒135円)
帰ってから手洗いして、アイロンかけました。
これから額を探して、中に入れようと思います。
 
 
続いてFidaです。
1927年に設立された、Fida Internationalというフィンランドの教会の団体が運営している
セカンドハンドショップです。
国内に34店舗持つ、最大規模のチェーンだそうです。
フィンランドの外務省の公式のパートナーシップ機構の1つであり 、やはりこのお店の売上金は 
30カ国への約100ほどの協力プログラムの運営に役立たれています。
 
 
私たちは、Fidaも2店舗行きました。それぞれのショーウィンドウ。
 
 
 
       
           UFFよりちょっと洗練された感じ?
 
 
ここは、お洋服もあるのだけれど、生活雑貨がたくさんあります。
 
   
 
家電もあるし、古いレコードや家具も置いてあります。
こんなの売ってるの?みたいな感じで、壊れかけたおもちゃとか、スプーン一本とか、
でも、何だかわくわく!たのしー!!!!
 
スカーフコーナーで、レトロなデザインにぐぐぐっLOVEと来て、即決め!
 
   
この大判スカーフは、旅の途中襟元が涼しいときに巻いたりしていました。頭に巻いてもカッコイイしウインク
 
2.2ユーロ(≒300円)。   
 
 
でででででで!!!!!
 
ぶっ細工な鳥の置物とか、ベリーの絵が描かれたエプロンとか、散々迷っていたのだけれど…
食器にしては珍しく、ショーケースに入っているものを一目見て…
 
 
びっくり!!!!!!!びっくり
 
 
この絵は!!!!!!
 
 
そう、私が試験前の徹夜勉強状態で、アンティーク知識を詰め込んだ中で、
ものすごくお気に入りの、アラビア社のデザイナーだった「ライヤ・ウオシッキネン」
どおーーー見ても彼女の作品!
 
 
ライヤ・ウオシッキネン(RAIJA UOSIKKINEN)
1923-2004  フィンランド
Arabia社の装飾デザイナー。同社で活躍した期間は1947年-86年。

Arabia社の中で最も多くのデコレーションを行ったデザイナーであり、その数は、テーブルウェアだけでも数百にのぼる。

 
 
彼女の作品はどれも愛らしくて、カラフルなフルーツが描かれたジャムポットなどが有名です。
そして、もう一つの彼女の絵の特徴。モノクロで、繊細なタッチの絵
まさに、今、Fidaのショーケースに入っているのが、彼女の作品!
 
実は、この時点で、私は彼女の名前を全く知りませんでした。
ただ、絵柄を見て、興奮して、発掘中のむーちゃんを呼んで、これ!これ!あのカワイイ絵のひとのだよね?なんて、
確認して…お店の人にショーケースのカギを開けてもらい、実際に手に取ってみて、
そして、値札を確認。
 
20ユーロ(≒2700円)。
 
ふーむ。お皿に2700円。どうしよう…キョロキョロでもこの絵、好き…
 
そこへむーちゃんの一言。
「MIsaちゃん、ケチらないんじゃなかったの?気に入ったのなら絶対買いだよ。 
思い出だよ!それに、飾らないでどんどん使えばいいんだよ!アンティークは使うべしって 
本に書いてあったでしょ?」 
 
 
よし!買います。コレ下さい!
 
その絵皿がこちら。
   
  
 
ホテルの前で馬車が止まっていて、その馬車には貴婦人と紳士。
ポーターが荷物を持っていて、到着したのか、出発するのか…
 
 
   
        みんなの表情が明るくていいなあ。
 
 
右下には、ウオシッキネンのサイン
 
裏側を見ると、HELSINKI HOTELSと入っています。
飾り絵皿なので、壁にかけるための穴があります。
 
 
「PICCOLO」の説明が、フィンランド語と英語で書かれています。
   
 
これを読むと、ホテルマンのことかな。
 
で、帰国してから調べたのだけれど、このお皿は1980年代にARABIA社
ヘルシンキ市内にあるいくつかのホテルで配るために作られた、枚数限定の記念プレートのひとつ。
何種類か絵柄があって、たとえば、フロントデスク、シェフ、レストランなど、
ホテル内のいろいろなお仕事が描かれているそう。
 
ということは、つまりは非売品
コレクターのひとたちにとって、入手困難なもの。。。
 
 
にやり。
 
 
ちなみに日本の北欧アンティークのネットショップでは10000円~12000円くらいで販売していますが、
在庫ナシが多し。
 
 
にやーり。
 
 
 
でも、お金の価値というよりは…このお皿に出会えて良かった
ふと入った、ヘルシンキのリサイクルショップのお店で、偶然見つけた絵皿が、今私の手元にあるなんて。
何だか不思議だし、本当にいい思い出。
むーちゃん、背中押してくれてありがとう。
 
 
今回の日程は、日曜日から金曜日の滞在だったために、週末にいろいろな場所で行なわれている
フリーマーケットを全く覗くことが出来ませんでした。
これぞ、お宝の山!らしい。おうちに眠っている、でも私たちには魅力的な品々を
売り手のひととコミュニケーションを取りながら…だなんて、絶対経験してみたい!
 
 
今度はもっともっと勉強して、ステキなアンティークと出会えるように・・・
そしてそれを理解して、愛することができる自分になっているように。
 
 
以上、セカンドハンドショップ編でした。
 
 
 

ヘルシンキにて 賑やかなカウパットリ(マーケット広場) 2009/07/13

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 8:31 午後
 
ヘルシンキの街は、冬の間は雪に覆われていて、そして昼が短く、夜が長くて、それはもう暗い暗い季節。
そして短い夏がやってくると…とたんに元気になる場所が、市場だそうです。
 
kauppatori.
kauppaは、フィンランド語で「お店」、toriは「広場」。
たくさんのお店が集まる場所…そこが、市場なのです!
 
今回はちょこっとお散歩したくらいだったけれど、今日はヘルシンキの賑やかなカウパットリを
ご紹介したいと思います。
 
街の南にある港には、大きなカウパットリがあります。
まずはその場所からすぐ近くにある、「ハヴィス・アマンダ(Havis Amanda(バルト海の乙女))
の乙女像。1908年に建てられて、去年で100歳。今年で101歳。
いつまでも「乙女」で羨ましい!
 
 
そんな彼女の頭には、いつもかもめがとまっています。    
 
そして、彼女の取り巻き?の、これ、何でしょう?あしか?
     ものすごい勢いで、口からお水をぴゅーーーっと!!!!
 
 
さて、これが港の市場。
 
遠くに見えるは、1868年に建てられた、北欧最大のロシア正教の教会、ウスペンスキー寺院(Uspenski katedraali)。
 
たくさんの屋外カフェがあり、人々が思い思いに過ごしています。
   
            チェックのテーブルクロスがかわいらしい!
 
 
   
           このヘルシンキ市庁舎の淡い水色が、とっても好き。
 
   
ヘルシンキっ子の台所というだけあって、たくさんの果物や野菜が売られています。
 
 
   逆光ですが、この小さなボートは、お魚屋さん。
  
 
お花屋さんもあって、市場に彩りを加えています。
 
 
多くの観光客が集まるため、お土産やさんもたくさん。
 
暑いけれど、毛皮も売っていたり。
 
 
    
       これは、ハエたたき。こんなにかわいいモノで、ハエを叩きたくないよー。
 
      
マリメッコの生地を使って、お手製のトートバッグを売っているお店もありました。
 
   
ひとつ10ユーロだか、15ユーロ。
だったら、ファクトリーに行っちゃったほうが断然イイですー。
 
 
陽気なトロンボーン吹きのおじさん。
 
私たちが日本人だとわかると「ツキのサバクー」と「月の砂漠」を演奏しようとしましたが、
全くメロディを思い出せず。 
私が歌を歌って、おじさんがそれに付いて、何とか1フレーズ演奏し終わったら、チップは?のポーズ。
あのー、こっちがもらいたいくらいなんですけど…イヤミ
 
 
スオメンリンナへのフェリー乗り場は、小学生?の団体でいっぱい。
   
スオメンリンナは、世界遺産に指定されている、要塞の島です。去年行きました。
ちなみに、このフェリーも「ツーリストカード」で乗ることが出来ます。
もちろん、乗車チケットのチェックはありません!
 
 
 
    
さらに奥には、フィンランド~スウェーデン間を結ぶ大型豪華客船SILJA LINE停泊中。
 
 
あれ、何かざわざわしてる。パトカーがたくさんいるー。おまわりさんも…。。。
   
「南の港で、ホトケさんが上がった」みたいな雰囲気!? いやいや、何があったかは全然わからず。
 ちなみに警察への電話は112番のようです。
 
 
 
さてさて、続いてはHakaniemi  ハカニエミ・マーケット広場。 
 

ヘルシンキ 「キアズマ国立現代美術館」と「自然史博物館」 2009/07/10

Filed under: 2009 ヘルシンキ旅行記 — Misa @ 10:24 午後
 
ヘルシンキ市内には、先日ご紹介した、postiの「郵便博物館」も含め、たくさんの美術館・博物館があります。
去年はひとつも訪れることが出来ず…
今回も日程がキツキツでしたが、せっかくなのであと2つほど出かけてみることにしました。
 
中央駅とホテルの中間点くらいにある、大きな建物です。
なので、いつも前を通っていました。
 
   
              入ろうとしたときは、とってもお天気が悪くて、空の色がどんより。
 
でも普段はこんな空の色。 
             キアズマの前の銅像は、フィンランド共和国第六代大統領の「マンネルヘイム」 。
 
カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムCarl Gustaf Emil Mannerheim)
  1867-1951
  第二次世界大戦中にフィンランドをソ連から守ったフィンランド国軍最高司令官。
  フィンランド独立直後の内戦では、資本主義を理想とする白軍の最高司令官として活躍。
 
このお馬に乗った彼を、ヘルシンキ滞在中何度見上げたことか。
とっても堂々とした、カッコイイ銅像でした。
 
 
まずはランチでも・・と、1階にあるカフェに入ってみることにしました。
その名も「Cafe Kiasma」
 
   広いスペースです。
 
 
 
さすが、現代美術館!ビビッドなイス!
 
 
    子供用のイスなんて、こんなデザイン!羽生えてます!
 
 
   
お水は、ちょうちょとかドクロとか小鳥が描かれているボトルに入って運ばれてきます。 
 
 
「スープ&サラダブッフェ」があったので、オーダー。
というか、店員さんに声をかけて、自分でブッフェコーナーへ行って、好きなだけお皿に盛ります!
 
   
 
サラダはショートパスタや、きゅうりやレタス、カレー味のカリフラワーなどなど
フィンランドの酸味あるパン、ルイスレイパや、チーズが濃厚なホットサンドも食べ放題
 
   
 
スープはネギのスープ 
あっさりとして、お吸い物みたいな感じです。
 
こちらの食べ物って、野菜などの素材重視なのか、結構塩気が少なめです
なので、やさしい味。いっくらでも食べられちゃう。
野菜のマリネは、ディルという北欧のハーブで和えてあって風味豊か。
お一人さまも多くて、店員さんも含め、全体的にゆったりとした時間が流れるカフェでした。
 
Cafe Kiasma サラダ&スープブッフェ ランチ 9.5ユーロ(≒1300円)
 
 
さささ、美術館の中に入ってみました。
このゆったりとしたスロープを登っていくと…
待っていたのは、新鋭?斬新!?な世界。
広い館内の中には、たくさんの芸術的作品が。。。
 
説明はしません!って言うか、全く出来ません!
 
難しすぎて!
 
作品をピックアップして、アルバム作りましたので、写真 こちら 写真 へどうぞ!
 
とにかく難しいですーーーー!!!覚悟!
 (わかんないの、私だけだったりして…あ、むーちゃんもだ!)
 
 
あ、そんな中、私は気に入っちゃった作品がコレ!
 
    かわいいLOVE
 
 
 
で、こんな螺旋階段  に感動しながら、
 
キアズマを出るとき、入館チケットの代わりにもらう、丸いシールをみんなべたべたと貼っていきます。 
もうこれだけで、芸術品みたいになってます。  
   私は記念として、ノートにくっつけましたけど(笑)
 
ああー、難しかった。
さっぱりわからなかった~悲しい。。。
でも異国の地で、こういう芸術と触れ合うのも、旅の思い出!かな。
 
 
***
 
 
 
さあ、次はがらっと指向が変わって、自然史博物館(Natural History Museum)のご紹介です。
 
ホテルのまん前にあるこの建物です。
 
       去年も写真を撮った、屋根の上の風見魚?。
 
 
等身大のムースは迫力満点!
 
この博物館は、あまりメジャーじゃないみたい。
少なくとも観光客には。
ガイドブックにも載っていないし、口コミでも見ない。
大体、ホテルの近くだったのに、去年はここが何なのかイマイチわからなかったし…
今年はせっかくだから入ってみました!
 
課外授業のちびっこたちがわんさか!
でも、楽しそう。
 
この博物館は、その名のとおり、フィンランドの自然の動物や植物の歴史が展示されています。
1階と3階が展示スペース。2階は実験をしたり、お話を聞いたりする教室みたいなお部屋があります。
地味ーな感じを想像していたら、すごく面白い!
 
絶滅した恐竜たちの骨の標本や、今もフィンランドに生きる動物の剥製、植物の標本。
 
これが、見る側にとってもとても魅力的な展示方法。
例えば剥製。ただ立っているだけではないのです。
躍動感あふれる展示。
今、ここで彼らが生活している場所に、自分が入り込んでしまったかのよう。
係員の女性が、展示物の説明をしてくれたりして、感じも良かったです。
 
 
館内はとても暗くて、ガラスに反射してしまったり、写真は上手く撮れませんでしたが、
この展示物もアルバムにしました。→ 写真 こちら 写真 
よろしければ、どうぞご覧下さい。
 
 
ところで、アルバムに出来なかった写真。
だって、アルバムにすると、自動で大きく表示されてしまうから…
ちょっとオモシロで。気になる写真をクリックー!
 
虫がキライな方、お食事中の方はご遠慮くださいませ。
 
   人の血ちゅー。
 
  キッチンに潜むのは…     
 
 雪原に佇むトナカイさんの後姿 
 
 
 
 
あとは、恐竜の展示コーナー
 
きゃー、お手てを食べられちゃうー。
 
きゃー、頭からかじられちゃうー。
 
・・・みたいな写真を、みんなの視線を感じながら、むーちゃんとゲラゲラ笑いながら撮影。
 
 
 
他には、
 
ここでも美しい螺旋階段。
                       大きなガラス窓からの自然光で柔らかな雰囲気。
 
 
   
これは、「触らないで」の表示。「突っつかないで」みたい(笑)
 
「写真はOK!」「館内飲食禁止」の表示。 
わざわざ、アイスが描かれているところが、フィンランド風!?
 
 
これ、ロッカー。   
 
    カギもこんな感じでカワイイ!
 
 
実は、ここ、帰国する日の午前中に行ったんです。(12:00にホテルを出る予定でした)
 
なので、ちょっと駆け足。。。
 
私、こういう場所が大好きなので、もうちょっとゆっくりしたかったなあー。
東京・上野にも「国立科学博物館」があって、この自然史博物館とすごく似た感じでしたが、
とにかく建物がレトロで…でも清潔で…そして、思っていたよりも広く充実した展示内容に、
これまた大満足!の私たちでした。
 
 
以上、「キアズマ国立現代美術館」と「自然史博物館」編でした。