ランチを食べる前に、麻布十番の名物のたい焼きを買ってみようと「浪速家総本店」へ。
でも、これからランチを食べる予定だったので、個数と名前を言って予約しました。
約1時間後…お帰りなさい!と迎えられて、お持ち帰りでいいですか?と言われたので、
「1つは食べていきます」と言ったところ、「中へどうぞ」とのこと。
包装をお持ち帰り用と分けてくれるだけと思っていたら、すぐ食べる分は店内の席で食べられるみたいです。
席に着くと、メニューを持ってきてくれます。あんみつや焼きそば・・・うーん、美味しそう・・・
いやいや、今ランチ食べてきたばっかりだから!
注文はナイです、と伝えると、お水を持ってきてくれます。
お待たせしましたー、と、テーブルに運んでくれたのは、ざるに乗った、袋に入ったたい焼きと、今食べる用のたい焼き。
ざるに乗っているだけで、風情を感じられます~。
見た目、ちょっと薄いかな、と思ったけれど、食べて納得。
皮が薄くてぱりぱりなんです。
たい焼きの皮って、もっとふんわりしているイメージですが、ここのはピザで言うところのクリスプタイプ?
とにかく奇跡的な薄さです。こげずに、あんこも出ずに、これってテクですよね。。。
焼きたてなので、皮もあんこもアツアツ!
あんこもご覧の通り、たっぷり。
つぶあんですがとてもなめらか。
8時間かけて炊き上げているとのこと。これだけのあんこの量ですが、甘さも控えめで、皮の香ばしい風味も損なわれていません。
もちろん、あんこはしっぽまで。あっという間に食べちゃいました。
もぐもぐ食べていると、ハッピを着て、コック帽をかぶったおじさんが、店内に入ってきました。
「いらっしゃい!」
と言われたので、だれ?お店のひと???と思って
「こんにちは」
と挨拶を返したのですが…
実はここのお店、「およげ!たいやきくん」という歌のモデルになったお店だそうです。
そして、その「およげ!たいやきくん」が、このたびギネス世界記録に正式認定され、
2009年度版の「ギネス世界記録2009」に掲載されるとのこと。
(それに合わせて、アニメ映像のDVDが付いたCDも発売されています→こちら)
そして、ガチャピンとムックと一緒にジャケットに描かれている、たいやきくんとケンカしたというおじさん・・・
お店にいる、ハッピ着てコック帽をかぶっているおじさん!イラストにそ、そ、そっくり~(爆笑)
この方、浪速家の三代目だそう。
「およげ!たいやきくん」のモデルになったのは、お店というよりも、このおじさん。
一緒に写真撮ってもらいました。あはは、ミーハーです。
一般の方なので、このスペースへの写真掲載はいたしませんが、三代目のお顔はこちらでどうぞ。
ほっぺの雰囲気とか、イラストとぴったりですよね~。
ここは、そもそもたい焼きを日本で初めて作ったお店だそうです。
このおじさん、神戸さんの叔父にあたる創業者の方が関西から上京し、きんつばをヒントに縁起のいい鯛をモチーフに
たい焼きを考え付いたとのこと。
飛び込みで入ってすぐに買えないのというのは残念です。。。
でもまた機会があればぜひ食べてみたいと思う 、美味しい美味しいたい焼きでした。
浪速家総本店 たい焼き 1つ 150円
高層ビルが立ち並ぶ中、ぽつんと昔ながらの商店街が広がる麻布十番。
美味しそうなところもたくさんあったので、また散策してみたい思います。